そろそろ 高校進学を考える時期になりました。
子どものキモチは、秋の空のように変わりやすい。
今回は、持病があるお子さんがいらっしゃるご家庭について
国立中高一貫校のメリット、デメリットについてわが家が感じたことを。
中高一貫校のメリット
持病があるので、一般的に公立中よりも落ち着いて生活させたいと中学受験をしました。
さらに持病のために体育の内申点が低くなり、高校進学では健康な生徒よりも不利になるのは目に見えています。
そのために、内部進学ができる中高一貫校に入学しました。
持病について
内部進学する場合、校舎が同じなので物理的にも距離がありませんから、
ケガをした時、修学旅行などのアトラクションでの対応を連絡して頂けます。
担任の先生どうしで直接、話ができれば学校側も保護者も安心です。
友人関係
お友だちも、子どもの持病をわかっているので体調やケガをした時の対応をある程度わかってくれていますので、安心です。
デリケートな年ごろなので、新しい環境とお友だちに1から説明するのも、される方も負担を軽くできるはずです。
中高一貫のデメリット
学校に対する不安や不満は全くありません。
とても、充実した学校生活を送っていることに感謝。
ただ、公立でも私立でもないということで、思わぬことがあったのも事実です。
塾選び
塾を選ぶ場合、中高一貫向けと高校受験向けがあると合格して初めて知りました。
中高一貫向け
中高一貫向けは、ゴールは大学受験ですから進度が速い!
教科は、英数国という場合が多く塾代も高めになります。
国立中なので、大学受験に向け突っ走るタイプもいます。
中には、◯緑会でバリバリ勉強し定期テストは常に上位というお子さんも。
また、有名なところは学校単位でクラス分けされ、定期テスト対策もしてくれます。
中3の時点で高1の単元がほぼ終わっています。
ただ、定期テストの進度とはずれてしまいます。
高校受験向け
公立中の生徒が高校受験のために通う塾は、5教科まとめてめんどうをみてもらえて、定期テスト対策も丁寧です。
進度は、公立と同じでゆっくりでじっくりタイプに向いているでしょう。
どちらがいいのか?
中高一貫向けの、速い進度についていけるかどうか?と
各教科の勉強をある程度できるどうか?
というポイントが
わが子に合うかどうか、体験を受けて判断してください。
まとめ
これらの塾選びが、高校に入学してからの塾選びにも同じように影響するところまで考えることが大切です。
冬期講習を受けること
内部進学は12月にはある程度、決まってくるので、それから大学進学に向けて塾を選ぶ時間はあります。
高校生活まで、余裕があるからちょっとくらい遊ぼうなんて考えは、
子どもの口から出ません。
体験授業とクラス分けテストを受けて入塾なので、あまり悠長にはいきません。
内部進学できたとしても、冬期講習から大学受験に向けてスタートを切り、
高校生活を余裕をもって送り大学へとスムーズに行って欲しいものです。